樹液を吸う蝶~ゴマダラチョウ

先週、カナブンが集っていた樹液が染み出ているカエデ科の木を見に行ったら、
ゴマダラチョウが来ていました。


ゴマダラチョウは樹液に集まる蝶で、花の蜜を吸っている姿を見たことはありません。
幼虫はエノキの葉を食べて成長し、蛹は尾だけを葉にくっつけてぶら下がっています。
幼虫で冬を越し、冬場はエノキの木を降りて、落ち葉の下に潜っています。
春になると、ふたたび木を登り、若葉を食べて成長します。


 樹液を吸うときは、他の蝶と同じように吸収管を伸ばします。
花の蜜を吸う、モンシロチョウやアゲハチョウは近づくとすぐに飛び立ってしまいますが、ゴマダラチョウは飛び立つことはありませんでした。


撮影:滋賀県大津市皇子が丘公園 2017/07/22

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